《MUMEI》
始まり
この世界の名前はナユカ。ナユカには二つの種族が存在する。一つは天界に住む「天界族」、もうひとつは天界の下つまり地上の上で生活をしている「地上族」、100年前まではこの二つの種族は互いの存在を認め合い、互いに助け合って生きてきた。もちろん、地上族が天界で天界族が地上で暮らすことも許されていた。

しかし、この平和は「第3の種族」の出現によって崩れ去る。

第3の種族、名前は「ラグス族」

彼らは突如ナユカに現れると、天界の街を壊し、住人を虐殺した。

このラグス族の出現に慌てたナユカの参謀達はナユカで名をはせていた傭兵達を集めて、何とかラグス族をナユカから撃退した。

突如現れたラグス族を力を併せて撃退した天界族と地上族、しかし戦いの傷跡は大きかった。

ラグス族の出現により命を落とした住人は天界が10000人、地上が500人。

たくさんの犠牲者を出した天界族は異変に気がつかなかった地上族を責めて、天界に住む地上族を地上へと追放した。

そして、天界と地上を繋ぐ入口を封鎖し、地上族が天界に入れないように呪術をかけた。

それから100年、この物語はそんな地上族の若者達の話だ。



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