《MUMEI》

「こんなに沢山ありがとうな。」


『シンヤ、敬語使えよ。』


「別に良いじゃん。」


「別に私は気にしてはいませんよ。」


『でも。』


「もう行くぞ。」


テンアは無表情で歩いて行った。


「じゃあこれ。」


ラミカはシンヤに、包みを渡した。


「ありがとうな。」

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