《MUMEI》

「あぁ。」


「また遊ぼうね。」


『元気でな。』


テンアはもう森の方へ歩いていった。


『じゃぁさよなら。』


俺たちはテンアを追いかけて走り出した。


しかし、ユージはフフェラとラミカの所に戻った。


「ユージ?」


「どうしたんだよ!」


『さきに行ってくれ。』

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