《MUMEI》
お勉強★
―――……………。



「何コレぇー…
はあぁ…意味不−ッ!!」


「なーに…文章問題?」



貴斗はそう言って立ち上がり、テーブルを挟んで向かいから隣にきて
ノートを見るために顔を寄せてきた。


――ドキっ…


「やっぱ文章問題かぁ…」


「ぅ、う…んっ…」


「じゃ、まずここのXはこれを、代入するじゃん?」


と貴斗が言い、こっちを振り向いた瞬間…
…2人の目が合った。



…ドクン―。


そのまま少しの間見つめ合い、2人に沈黙が訪れる。


…ドクン―。


…あたしの体の中で何かが脈打つ。

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