《MUMEI》
チイサナコエ
刀を避けながら何とか屋上までこれた

「ふふふ、これで逃げられんな」

「だって、こうでもしないと、周りに迷惑が掛かるでしょ?」

「まあ、この方が邪魔が入らんな」

そう言って刀を構える

「第二ラウンドを始めようか」

「まだやるんですか?ちょっと疲れたんですが」

「問答無用だ」

そこに入ってくる小さな声があった

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