《MUMEI》
ダレ?
「・・・・ぁ・・の・・・・・・」

「さっさと構えろ!」

「は〜、やるしかないか」

二人には小さすぎて聞こえなかったみたいだ

「あの!」

「わっ!?」

「えっ?」

二人は驚いて、声のする方を見た

そして、涼哉はさらに驚いた

なぜなら、今まで刀を振り回していた顔がそこにあったからだ

「だ、誰?」

思わず聞いてしまった

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