《MUMEI》
苦笑
「いたぞ!」

鬼兵の一人が声をあげた

「あ〜、やる気満々だな…面倒だな…」

「ザルエどうする?」

「どうって言ってもね〜殺らなきゃ殺られる…しね」

「私はどうすればいい?」

かなり不安げにウールは言った

「レミールに乗って空へ、レミール、ウールを守ってくれ」

「キュ〜」

「ザルエ達は?」

「心配しなくていいすぐに片付けるよ」

そう言うとウールはレミールに乗り宿の壁を突き破り大空へと飛び立った
そして残ったザルエは目の前の鬼兵を見るとため息をついた…

「じゃあ…リツはレミールが壊した壁から出て外のを軽く殺っといて」

ザルエは笑顔で言った…その笑顔をみてリツは苦笑した……

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