《MUMEI》
「うん…、する…」
「やった!もーこんなエロい事ゆうちゃんにしか頼めねーよ!」
「…バカか、つかちょっと変態…」
茹で蛸裕斗の頭を撫で、組み立てを再開!
裕斗も洗い物をしたり洗濯機を回したりやんなきゃなんない事をし始めた。
いやー、何だか色々と不器用過ぎてもう…。
可愛い、もー結婚出来ない日本の法律が憎たらしい!
▽
鼻歌混じりに組み立て終える。
「おい!ベッドのギシギシなくなったぞ!」
「マジで?」
裕斗は早速ベッドに座った。
俺は組み立てたラックを壁際に寄せた。
「スゲー!ギシギシしない!」
手の平でギュッギュッと押して確かめている。
「ハハッ、もっと乱暴に確かめてみようか?」
「うん!確かめる!」
両手を広げて無邪気に誘う可愛い恋人!
あーもう一瞬で下半身が熱くなる!
俺こんなにスキモンじゃなかったのに!
俺の方こそ開発されてねーか?
「おいぃ!何だよそれは…」
「え?」
ベッドの上に立ち上がりビョンビョンジャンプしている裕斗…。
まさか一緒にジャンプしろって?
「やっぱギシギシしてる…」
「するだろ、ジャンプまでしちゃ…、なあ折角組み立てたんだから止めなさい、壊れても知らねーからな!」
俺はベッドに腰を下ろした。
裕斗もジャンプを止め俺の隣に座った。
「だって秀幸が確かめろって!」
「だから〜!もうこ〜ゆう事だってば!」
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