《MUMEI》

「そういえば、お礼を言ってなかったです。助けてくれてありがとうございます。」


「あっ、いや…。」


なぜ助けて
しまったのだろう…。


私自身
分からない…。


ただ助けなきゃっと
思った…。


『そういえば、君の名前は?』


「あたしの名前はペルナ。妖精です。」


『「「妖精!」」』


テンアは全然驚かなかった。

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