《MUMEI》 ―公園 小池 「俺らも花火しに来たらさぁ、偶然見つけちゃった♪」 (どうなの〜、この二人。) 稲田 「おぅ…。」 (なんで奥永まで…。) 一葉 「小池…みんなも…はは。」 (なんで篠崎まで(泣)) サユ 「いーちは!一緒にやろ♪」 (覚悟しなさいよ小池。) 篠崎 「俺らも混ぜて♪」 (覚えてろよ小池。) 稲田 「だな、多い方が盛り上がる。」 一葉 「うん、みんなでやろっ♪」 小池 「その前にそれ酒?つかもう開けてるし!俺らも飲みたいからジャンケンで負けた二人で買い出しね♪」 (組み合わせが楽しみ〜♪) … 小池 「二人共、超良い感じに抱き合ってたね♪」 (鬼の居ぬ間に攻めちゃお〜。) サユ 「ごめん、見ちゃった!…泣いてたね?」 (デリカシーなさ過ぎ(泣)) 一葉 「え…違う!泣いてないし抱き合ってないよ?」 (角度でそう見えた?) 小池 「今更隠すなって♪」 (ごめんいっちゃん、でも…) サユ 「どうなの実際?」 (篠崎のケジメ、一葉の未来の為だ!) 一葉 「ホントないから!…あ、俯いた時に稲田が驚いて肩に手を置いた時かもね?」 (暗いし遠いし見間違うのも無理ないか。) ―自販機 篠崎 「10本もあれば良くね?」 (一葉とどうなったんだ。) 稲田 「だな。半分持つ。」 (大島の事どう思ってんだ。) 篠崎 「…ついに彼女仕留めた?♪」 (正直に言えー。) 稲田 「…いや、どうなるかはわからん。」 (篠崎にまでバレてんか。) 篠崎 「へぇ…。傷つけたり悲しませたり、絶対すんなよな。」 (なんだ、一葉の返事はまだなのか。) 稲田 「おぅ…。お前も周りよく見ろよな。」 (まだ告ってねーし。でも友達想いだな…この鈍感が。) 篠崎 「は?」 稲田 「…はぁ。」 ―公園 一葉 「だからぁ…」 サユ 「もういいって♪」 小池 「でもさぁいっちゃん、…」 サユ 「あ、来た♪」 (大丈夫!まかせろ一葉!) 一葉 「小池どした?…あ、お帰り♪」 (サユの誤解だけは解かないと…。) 小池 「ん、大丈夫。…ご苦労さん♪」 (稲田も凄く良い奴だけど…) 篠崎 「小池ぜってー許さん。」 (一葉…返事してやれよ。) 小池 「ジャンケンは正当だったよ?♪」 (大和の事もっと見てやってくんないかなー。) 稲田 「っしゃ!乾杯すっか♪」 (大島…お前苦労すんぞ。) 全「かんぱーい!!!」 一葉 「あっつ!…篠崎っ!」 (不思議な一日だったな〜。) 篠崎 「うわ、これうんこみてぇ。」 (人のものに…なるのか?) 小池 「大和お下品!」 (だってさぁいっちゃん。) サユ 「あ、稲田の色綺麗!」 (一葉に稲田、…篠崎。どうなるんだ…。) 稲田 「ほら、これやれよ。」 (ちょっと幸せ。) 小池 「打上行くよ〜♪」 (大和はいつも…) 他「近い!!!」 (特別な目でいっちゃんを見てるから。) 前へ |次へ |
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