《MUMEI》

その時…



ミシリ…ミシリ…


廊下の方で足音がした。



「ワカメ?…ワカメなのか!?」


僕は足音のする方へ走り出した。



そして廊下に飛び出して、思わず立ち止まった。





そこに立っていたのは…





「ノリスケ伯父さん!?」

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