《MUMEI》
まだなのか
という訳で俺たちは、こんな所にいた。


『ペルナまだなのか…。』


「はい!まだです。」


ペルナは飛びながら、気軽に言った。


俺たちは
あとどのくらい
歩けば
いいのだろうか…。


テンアは一番後ろで、歩いていた。


テンアのお腹にある黒い痣は広がっていた。


「なぁ、腹減った。」


「そうだね、僕喉渇いちゃった。」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫