《MUMEI》 「蓬田!!」 おれが声を掛けると、 蓬田ははじかれたようにおれを見た。 「…椎名くん…!! え??なんでここに―…」 いきなり現れたおれに戸惑っているようだ。 「…あのな、実はここ ―…おれんちの酒屋、櫻木商店街の…」 「…ゴジラ!!!」 おれが説明し終わらないうちに、 蓬田はゴジラのもとへと駆け出した。 「おい、話最後まで―…」 「ゴジラ〜!!元気そうで良かったぁ…!!!」 嬉しそうにゴジラを抱き締める蓬田。 気持ちよさそうに目を細めて尻尾を振るゴジラ。 …まあ、説明は後でもいっか。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |