《MUMEI》

『よぉ〜しっ次はネェちゃんの番だぁへへへ』

鬼羅はゆっくり立ち上がり・・・

『・・・テェメェ・・・』

『なんだよ!!』

連中の一人が鬼羅の持っていた杖を取ろうとした時・・・

『・・・なっ』

鬼羅の持っていた杖は仕込み刀だった・・・
『この仕込み見た悪党は・・・生きて帰った者はいねぇんだ・・・』

3人は後退りしながら外へ出た・・・
鬼羅もついてくように外へ出る・・・

『こっこいつ目も見えねぇみたいだしよ・・・』

『あっああ・・・右腕もねぇ・・・へへっ』
『・・・殺っちまえ・・・』

3人の中の2人は鬼羅にむかって飛び掛かった・・・

その瞬間・・・

『グァー!!・・・』
『ヒィー!!・・・』
2人の両腕が一瞬で切り落とされた・・・

『あっ・・・兄貴〜・・・腕がぁ俺の腕がぁ〜!!』

1人は失神してる・・・

『オメェ・・・何者だ・・・』

鬼羅はかまえながら・・・

『名乗る必要は・・・無い・・・』

『ぶっ殺してやらぁ!!』

最後の1人は殴り掛かった・・・

『覚悟せいや・・・』
鬼羅は何のためらいもなく最後の1人を真っ二つに切りおとした・・・


老婆は蹴られた場所が悪かったのか・・・
息をひきとった・・・鬼羅は老婆を布団の上にもどし一礼をしてその場を後にした・・・

その時鬼羅は、3人を始末するところを影で見てた男にも気ずいていた・・・。

『ハァ・・・もう出て来てもいいですよ・・・』

男は頭をかきながらでて来た・・・

『・・・いやぁまいったなぁハハッまさかバレてるなんて・・・』
『少しでも寿命延ばしたいんならこの事は誰にも喋らない事・・・』

男は少しビビりながら・・・

『も・・・もし喋ったら?』

鬼羅は男に近付き・・・

『迷わずお前を切る!!』


鬼羅は男に背を向け姿を消した・・・

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