《MUMEI》 オエエエエーーッ!! はあはあ… 洗面所で徐に顔を上げると… 鏡の中に人殺しの片棒をかつぐ男の顔が映っていた。 それはまるで死神に憑かれたような顔だった。 「ノリスケ君!しっかりしたまえ!」…ビシッ!! マスオさんは僕の肩口をつかみ、僕の横面を叩いた! 「次は義父さんたちを運ぶんだからね…キミにも働いてもらうよ!」 マスオさんは怖じ気付く僕の襟首をつかんで、無理矢理に茶の間へと引っ張った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |