《MUMEI》

「さいきょーの……?」

……どんなの。

「そそ。」

にんまり、藤田が笑う。
その笑い方なんかヤだな。


「どう強いの?」

「とてつもなく、ズキューすんの。」

とてつもなく……!

「興味そそられた?」

藤田が上半身を起こす。顔近……っ!なんつー腹筋だろう。


「ズキューって何?」

「目をお閉じ」

瞼を片手で落とされた。



何故に女王様口調?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫