《MUMEI》
イカリガ・・・・・・
「おい、刀女とは私のことか?」

口調は少々キレ気味だった

「えっ?あんた以外に刀持ってる人いましたっけ?」

不思議そうに返された

「あははは、一本取られたね、凜月」

「玲星、笑うな!!」

「だって、あははは」

どうやら玲星は笑いの壺にはまったみたいだ

「玲星、その女の横に立て!一緒に斬ってやる!」

凜月の怒りが頂点に達したらしい

「やだよ。ほら、君ぼさっとしてると斬られるから逃げるよ!」

「えっ?せ、先輩!?」

羽咲は玲星に腕を引かれて、屋上を去った

凜月はその後を追った

いきなり三人も姿を消したので静かになった

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