《MUMEI》

「ぷは!…マ!マスオ!ノリスケ!お前達、いったいどういうつもりだ!!?」

伯父さんの口から、堰を切ったように罵声が飛んだ。


「何も知らない方が幸せですよ。お義父さん…。」

マスオさんは、伯父さんの目の前にナイフをかざした。


「うっ!?…く!…。」

「さあ…立ってください。

下手に抵抗すると、苦しんで死ぬことになりますよ…。」



僕は黙って伯父さんの腕を持ち、立ち上がるのを手伝った…。

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