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《MUMEI》 家族8月3日…。 今日は、 玲と買い物する約束をしていた。 朝8時…。 いつも通りに起きて まずは、 洗面所へ。 髪を直そうとすると、 そこにいたのは… 《お姉ちゃん》 よかった。 安心した。 もし、 お父さんだったら 髪を直さなくてもいいから会いたくなかった。 「おー 音緒おはよ。 今日どっか行くの?」 「うん。 玲と買い物行くんだ。」 「そっか! よかったね! 楽しんできなよ☆!!」 「言われなくったて たっぷり お姉ちゃんの分も楽しんで来てあげるョ★!!」 「いやいや。 お姉ちゃんの分 はいいからッ笑!!!!」 「ほらほら、 遠慮しないの!!!笑」 「このオッ!!!」 「キャー!!!!! 大変だあああああ!!!!!」 家族の中で、 普通に喋れるのはお姉ちゃんだけだった。 なんて遊びながらも、 私は無事に家をでて行った。 私達は、 玲と私が出会った場所で待ち合わせをしていた。 午前9時半…。 約束の時間になった。 玲がまだ来ない。 玲は、 いつも私がぴったり時間に来てもいつも先にいるのに。 なんで…?! 嫌な予感がした。 その時、 玲とお揃いのストラップが落ちた。 「音緒!!! 遅れてごめんね。 ちょっと家でいろいろあったんだ。」 「玲?! 大丈夫?大丈夫?」 「うん。 訳は後で話すから。」 「ん、 わかった。 無理しないでね。」 玲は涙目で、 赤く腫れていた。 なのに、 いつも通りに強がっていた。 強がんなくていいのに。 むしろ頼って、泣き崩れる位頼って欲しかった。 前へ |
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