《MUMEI》

「あの事件の凛香よ!!!!」

同じ風俗嬢の噂好きな女がいやみそうに言う。 


「だから何?」 とでもいいたげに、ちらっとみたあと凛香は堂々と歩きVIPに向かう。

「蓮、今日は嬢王凛香様の復帰祝いよ☆楽しくのみましょ!!」

「お帰り。凛香、心配したんだよ?何してたんだよ。」

「ちょっとこれをね。」 

そう、いってショールをとって背中を見せた。


白い肌に飛ぶ色々な蝶の刺青。

「これ、、、、綺麗だ、、」


「でしょ☆背中に傷なんてワケアリすぎるじゃん?おもいきっていれたの!
知ってる?蝶は幸せを運んでくれるのよ??はくがついたでしょ?」 


「凛香、、、お前最高じゃん!!!!!」



「なめんじゃないわよ。まだまだナンバー1はるんだから!!あたし決めたのよ。自分の場所で納得いくまでやりとげるって!!」 


小悪魔に笑う凛香。

あんなつらい目にあっても、ものともしない。。。



かっこよすぎるじゃん。。

「人として惚れるよ。まじで。」 

「ばーか。。さ、早く!!今日は飲むわよ!!!!早速シャンパンタワーもってきて!!」

「え?さっそく?張り切りすぎだよ、凛香!!無理すんなよ!」


「別に張り切りすぎてないよ。助けてもらった借りは返すわ。今日は一本落としていくよ。」 

1000万、、、、


凛香、、、いくら稼いでるんだよ、、、、、


かっこよすぎる。。。






戦友、凛香は予告どうり、一本おとしていった。

久々に俺は潰れた。

下の奴らもだいぶ潰され、
唯一今日のMagicで飲まされ、潰れなかったのはオーナーの優輝さんだ。どんな体してんだよ。

凛香は笑いながら

「蓮ーあたしの見込んだ戦友なんだからしっかりしてよー!まだまだ優輝さんには遠いね」



「はい、、、、頑張ります」

久しぶりに店で寝てしまった。


凛香、おそるべし。。。





ー風俗嬢 凛香ー

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