《MUMEI》 ご注文をどうぞ*** 席に案内してメニューを渡すと 奥から出て来たルカさんが お水を持って来た。 女の子はメニューを見つめたまま考え込んでる。 僕は注文が決まるまで アルミンさんや神楽さん達を手伝ってた。 暫くすると 女の子が僕を呼んだ。 僕は走って テーブルの上に登った。 僕はハリネズミだから こうしないと お客さんが見えないんだ。 「ご注文をどうぞ」 僕が言うと 女の子は 「ケーキ食べたいな」 明るい声で そう言った。 *** 前へ |次へ |
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