《MUMEI》
ごめんなさい‥
***

だけど

あんまり急いで

僕は

小さな段差につまづいて

転んだ。

ケーキが潰れて

お皿の破片が散らばってる‥。

どうしよう‥。

「転んでもうたん?」

アルミンさんが

僕の所に飛んで来てくれた。

神楽さんも来て

片付けを手伝ってくれる。

「ごめんなさい‥」

「気にしないで、エルに言えば、代わりのを用意してくれるから、ね?」

神楽さんは

そう言って

カウンターの向こうに走って行った。

***

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