《MUMEI》

拓磨は根はいいやつだ。


見た目はかなりちゃらい。

今どきの後ろ髪だけ長く、つんつんに立て、金髪で、肌は黒い。
墨のように黒い。


まあ個性といえば個性だが、、、、、


そしてにこやかに話してきた。

「俺、こんど凛香さんの店いってみようと思うんですよ!あんなひととやれたら俺、しんでもいいっす!」 


まじかよ、、、、


凛香は俺の友達で、少なからず客でもある。


暗黙の了解でしないだろ。それは、、、



「いってもいいが、お前凛香様はそうそう抱けねえよ。高いだろしな。」 


拓磨が困ったやつというのはこういう所。


手当たり次第客に手をだしやがる。

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