《MUMEI》
ラテっていいます
***

その目が

あんまり綺麗で

僕は

吸い込まれそうだった。

「ね、お名前、何ていうの?」

女の子は

もう一度

僕に聞いてきた。

正直ちょっと

ううん

かなりビックリしたから

すぐに声が出なかった。

「ラテっていいます」

やっとの事で

僕はこたえた。

「ラ、テ‥?」

「はい。このカフェの名前と同じなんです」

そしたら

女の子は

ニッコリした。

***

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