《MUMEI》 嬉しいです*** 夕方になって 僕は エルフェさんのいる キッチンに向かう。 「あの、エルフェさん」 「お、ラテ。お疲れさん」 エルフェさんは まるで 今朝 僕がした事を 全然 気にしてないみたい‥。 「ルカ達どうしてる?」 「今、テーブルを拭いてます」 「そっか。じゃ、そろそろ休憩しときな」 「あ、あの」 「ん?」 「すみませんでした‥今朝は、その‥」 「気にすんなよ、お前は頑張ったんだからさ」 「でも‥僕」 「ヘコむなって、な?」 「ん、どうした?」 「ええと、その‥」 「?」 「嬉しいです」 すると エルフェさんは 僕の頭を そっと 撫でてくれた。 *** 前へ |次へ |
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