《MUMEI》 出発「なんか楽しみだな…学校かあ。 全寮制らしいし… それに、誰とペアになるか楽しみだしなあ。」 そんな事を考えながら、ゼノンは腰に二本の片手剣と一本の長剣をさし、カラーコンタクトを付けた。 真紅の髪と眼を見れば、皆が『紅き刃』だと分かってしまう。 そんな面倒は避けたかった。 ゼノンはしばらくの間、左手にはめた三つの指輪をいじくった。 二度と取れないその抵抗指輪は、どれも可能な限り魔力を抑える効果がある。 ゼノンはそれらをつけていないと魔力のオーラが溢れ出てしまう(つまり正体がバレる)ため、普段はそれらをつけているのだ。 ちなみに、よっぽどの事がない限り、任務中にも外さない。 抵抗指輪にたまっていく魔力も使えるため、ゼノンは魔石指輪に毎日かなりの量の魔力を溜め込む。 というか、吸収させる。 魔石に貯まった魔力は使えるのだが、ゼノンはやはりまだ使ったことはない。 「さて…時間だ。」 呟いた瞬間魔法陣が展開し、ゼノンは闇に飲み込まれた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |