《MUMEI》 私は、神君に、犯されたのだ。 無理矢理、…何度も。 体が重い。 …目が、なかなか開かない。 (もう、どうでもいい) きっと、私の御鏡の力は失われた。 もう、神音様のところへは行けない。 御剣にも、いたくない。 目も、開けたくない。 何も、見たくない。 (あぁ…でも) 私の心残りが、一つだけあった。 銀色の髪と瞳の 私がしっかりしなければ、力を得られない 犬のような、子供のような 私の剣の分身。 私の唯一の味方。 (晶は、…?) 私はゆっくりと、目を開けた。 前へ |次へ |
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