《MUMEI》 アレルヤと死体リツは慌てふためきながら窓を指差した… 「外…外見て!」 「わかったよ……」 そう言うとザルエは窓から外眺めた…… そこには鬼兵より訓練されていて統率の取れている兵を引き連れているザルエより幼い感じの男の子がいた…… 「行こう……」 ザルエはそう言うと走って宿の外へと向かった…… 「あなたがザルエ・レグナムさんですね?」 「お前は……アレルヤ…」 「そうです僕がアレルヤ・レヴィノスです」 「ザルエ…この子…」 「そちらのお嬢さんがウール・ルセルクさんですね?」 「何の用だ……」 「少し挨拶に…それに今回はこの2人の処刑が任務でしたからね」 そう言ってアレルヤは兵達に死体を持って来させた… その死体をみてザルエとウールは呆然と立ち尽くすしかなかった… 「どうしたんですか?」 アレルヤはにんまりと笑った… その死体は……カトールとクノルだった…… 前へ |次へ |
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