《MUMEI》
懐かしいです
***

丘の

てっぺんに

ついた。

「わ、咲いてますね、シャイリィ」

「ほんと。みんな、元気そうで、良かった」

神楽さんは

嬉しそうに笑った。

シャイリィは

そよ風に揺れて

まるで

踊ってるみたい。

僕は

思わず見とれてた。

「ラテ、もう少し、ここにいる?」

「あ、そうしてもいいですか」

「うん。私も、もう少し、お話したいから」

神楽さんは

草花と

話が出来る。

凄いなぁ。

「シャイリィ、綺麗、だね」

「はい、それに、何だか──」

「何だか‥?」

「懐かしいです」

「うん、私も」

神楽さんは

優しい眼で

シャイリィを見つめてた。

***

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫