《MUMEI》
それぞれのいいぶん。
事務所ーー



沈黙が続く、、、



気まずい。


直樹が口を開く。

「蓮さん、すみませんでした。。。かっとなってしまいました。俺ダメですね。でも俺、ポリシーで枕(客と寝て営業する事)だけはしなかったんす。だからましてや人の客に枕するなんて、、、」

「直樹。直樹の言ってる事は間違ってねえ。俺もホストなって客に手だしたことねえから。ただ、客は高い金だして夢の時間買いにきてんだ。忘れるな。よく回りを見ろ。冷静さをわすれんな。惚れさせてれば客はとられねえ。お前はナンバー2なんだ。どっしりかまえろ。」



泣きながら拓磨がはなす


「俺。、、、すみませんでし、、、た。前客と酔って寝てから指名貰えるようになって、、、やれて指名も貰えて、、、ラッキーじゃんって思っちゃったんす。。。」


「拓磨。枕の客は長続きしねえよ。体で惚れさしたら飽きがくんだよ。心で惚れさせろ!!バカなりに一生懸命すれば伝わんだよ。あとお前本当にバカだから色々教えてやるから、、、」 

「すみませんでした!!!!!」 

「しゃあねえな、、、客にサービスしないとな、、、」

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