《MUMEI》
久し振りですね
***

みんなで

お茶をしてると

誰かが

小さく

扉を叩いた。

「僕、見て来ます」

僕は

テーブルから飛び降りて

扉の所まで走った。

扉を開けると

そこには

男の子がいた。

「あ!」

それは

リュイだった。

「ラテ、遊びに来たよ」

「久し振りですね」

僕が言うと

リュイはニッコリした。

***

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