《MUMEI》
人質
ザルエとウールは見覚えのある鏡の前に立っていた…

「ザルエ…ここ」

「俺の家だね…」

ザルエとウールは外へ向かうため階段を上がり玄関にたどり着き外へ出た…
外にはアレルヤがウールの両親を拘束し立っていた…

「アレルヤ…」

「お父さん!お母さん!」

ウールは今にも泣きそうな顔で叫んでいた…

「ウールさん、ザルエさんこの2人を返して欲しければ教会まで取り返しに来て下さいね…」

「ウール落ち着くんだ!!」

「お母さんとお父さんを返して!!」

ウールは泣きなが言った…

「親を思う子供…美しい限りですね〜」

アレルヤは嘲笑うように言った

「それでは教会で待ってますよ」

アレルヤはにんまり顔でそう言うとウールの両親とと共に消えてしまった…

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