《MUMEI》
青の町
澄み渡る青い空

その下には、どこまでも続く青い海


そんな青色に包まれたこの町は、観光名所としてよく知られている

ここ青乃原は僕の自慢の町なんだ

僕は宮野 青汰(みやの せいた)高校1年生。この町が大好きな両親が付けてくれたお気に入りの名前さ♪


青乃原が大好きな両親は、この町でペンションを経営していて、その影響からか、僕は趣味として観光案内なんかもしている

青汰「今日のお客さんはどの人かな?女の人だって聞いたんだけど」

僕はいつもの様に駅までお迎えに来た



ふと、一人の女の人が目に入った


青汰「あのぉ〜…ペンション青野原の者ですが、北原 有美さんでしょうか?」


女の人は少し驚きながらも口を開いた


有美「初めまして。お迎えありがとぉこざいます♪よろしくお願いしますね」

両親からは大学生だと聞いていたけど、ホント大人っぽい綺麗な人だなぁ…


有美「ペンションは近くなのかな?」


青汰「はい!あそこの角を曲がった所にあります」



有美「じゃあ案内よろしくお願いします」


青汰「分かりました。行きましょうか♪」

僕はゆっくりと歩き出すと他愛のないを始めた

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