《MUMEI》
僕に任せて下さい
***

次の日の朝。

僕は

いつもより

早く目が覚めた。

いつも通りに支度をして

扉を開ける。

「おはようございます」

いつも早起きの

エルフェさんが

まだいない。

「エルフェさん‥?」

僕が呼び掛けても

返事が

ない。

キッチンを

覗いても

いない。

「どうしたの‥?」

僕の声を聞いて

現れたのは

神楽さんだった。

僕は

咄嗟に

思いついて

言った。

「ちょっと探して来ます」

「あたしも、行く」

「大丈夫です」

「ぇ‥」

「僕に任せて下さい」

「あ、ラテ‥!」

***

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