《MUMEI》 僕に任せて下さい*** 次の日の朝。 僕は いつもより 早く目が覚めた。 いつも通りに支度をして 扉を開ける。 「おはようございます」 いつも早起きの エルフェさんが まだいない。 「エルフェさん‥?」 僕が呼び掛けても 返事が ない。 キッチンを 覗いても いない。 「どうしたの‥?」 僕の声を聞いて 現れたのは 神楽さんだった。 僕は 咄嗟に 思いついて 言った。 「ちょっと探して来ます」 「あたしも、行く」 「大丈夫です」 「ぇ‥」 「僕に任せて下さい」 「あ、ラテ‥!」 *** 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |