《MUMEI》
準決勝
ユイの風魔法によって着々と勝ち進んだチーム238は、準決勝と言う修羅場を迎えていた…はずだが。

ゼノン「やっぱ同学年じゃ相手になんねえな…
まあ、俺に勝てる奴なんてこの世に存在しないけど!!」

敵チーム「てっ、てめえ!」

こうしてゼノンの挑発から始まった準決勝だが、ゼノンが放った無詠唱のカマイタチにより、敵チームは肉片というより塵となった。

ゼノン「そーら。俺の勝ち」

動くはずもない塵に話しかけるゼノンほど恐ろしいものはないだろう。

ルイス「あなたは!炎じゃなかったの?」

やべ…

ゼノン「今のはユイの呪文っす!」

ユイ「えっ?そ、そうよ。」
ユイがギリギリで話しを合わせる。

ルイス「そうでしたか。
では、これより最後の試合を始めます。
777の人、出てきてください。」

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