《MUMEI》
四神フレアデス
ザルエとウールはホールの奥に扉を見つけその扉の中へと入って行った…
そこにはホールの時と同じように男が立っていた……

「おや…騒がしい客が来たもんだな」

「フレアデス……」

「お!名前覚えてくれてたか!!嬉しいな…」

「あなたは変わってないですね…」

「いや…お前も変わってないな…」

そう言うとフレアデスは豪快に笑った…

「フレアデスさん…お久しぶりです…」

ザルエの後ろに隠れていたウールはひょっこり顔を出した…

「おぉ…ウールちゃん可愛くなったなぁ〜」

「お世辞はやめて下さいよ…」

「ところで…お前たち地上界に行って来たんだろ?」

「まぁ…」

「どんなところだった?女は可愛いかったか?」

「女って……やっぱり…変わってないですね…」

ザルエとウールは地上界の事を全て話した

「そうか…お前たち…苦労したんだな…」

「ところでフレアデス…は何でここに?」

「俺は死十神の四神だからな何でここにいるんだと言われてもなぁ〜」

「俺を殺せと言う命令がでてるんじゃないの?」

嫌みな感じでザルエはフレアデスに言った…

「まぁ…そうなんだけど…気が乗らないからそんな命令聞いてない!」

そう言ってまた豪快に笑った…

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