《MUMEI》
ベティア
フレアデスは扉の前で足を止め振り返った…

「ここが六神ベティアのいる部屋だ」

そう言ってフレアデスは扉を開いた…
そこにはパイプオルガンとベッドだけの何か素っ気ない部屋だった…
そのパイプオルガンの椅子に座りながらザルエ達を見ている女の人がいた…

「あら…ザルエ様なぜここに?」

「ベティアさんお久しぶりです…」

ザルエは事情を説明した…

「そうですか…私もフレアデスと同じ考えの一人幾らでも力をお貸ししますよ」

「ありがとうございます…」

「ザルエ…次に行くぞ」

そう言うとフレアデスは次の部屋へと向かう……

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