《MUMEI》 氷桜開花ザルエとアレルヤの戦いは激化する一方だった… 「氷乱!」 「緑牙槍!」 氷柱と木の根はぶつかり合い互いに砕け散る ザルエは朱眼となりアレルヤに切りかかるがアレルヤもそれに応戦してルミナの槍を使いザルエの鎌をかわし攻撃をするそして徐々にザルエは押されて行く… 「流石に…強いな…」 「ザルエさんもかなり強いですよ……でも僕の方が強いですけどね~」 そう言うとアレルヤは笑った… 「氷桜…開花!」 アレルヤがそう呟くと氷でできた桜が部屋一面に咲き乱れそして舞い散る…そんな幻想的な世界の中でザルエはふと腕に痛みを感じた… 「そうかこの…舞い散る桜の花びらが氷の刃…なのか…」 「あハははハは……御名答~まぁ…きずいたところで遅いですけどね~」 アレルヤは嘲笑うように言った… 氷桜の花びらはザルエの身体を切り刻んでいく…… 「くっ……」 「どうです?…自分の身体が少しずつ切り刻まれていく感触は…」 そしてザルエはその場に倒れ込んでしまった… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |