《MUMEI》 マークはナイフを研ぎ終え、周囲を警戒している。 俺はマークと交代するように、ある作業に没入した。 「チャリ…リン…」 俺はターゲットの頭に叩きこむ弾丸を選別していた。 カートリッジ部分に凹みが無いもの… そして銃弾は、傷が無く綺麗なものを選んでゆく。 カートリッジを差し込み、銃のボルトを引いて、中に銃弾を滑らせた。 「ガチャッ!」 名銃、M40AIが鈍い輝きを放った。 前へ |次へ |
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