《MUMEI》
目覚めし能力
ザルエとアレルヤは再び戦いを始める…

「氷桜…開花…」

再び部屋中に氷の桜が咲き乱れ…散り始める……

「二度は通じないよ……」

ザルエはそう呟いた……

「朱眼……紅蓮牆壁…」

ザルエを取り囲むように紅蓮の壁が現れて氷の刃を防いだ…

「さすがですね〜あの氷桜開花を防ぐなんて…それでこそ殺しがいがあると言うものですよ…」

アレルヤはにんまり顔で言った……

「氷壁…雷砲…」

ザルエを取り囲むように氷の壁が出現しそしてその壁に向けて何発かの雷が放たれた…
雷は壁の内側で反射する……
反射した雷はザルエの脇腹をかすめまた反射する……

「クッ…」

「死ぬまで避けて下さいね〜」

「面倒……だ……」

ザルエの瞳は朱から紫に変わっていた……

「その瞳の色……やっとですか…ザルエさん…あなたの本当の能力がやっと目覚めましたか……」

アレルヤはにんまり顔では無く少し哀しい感じで言った…

「こんな物……」

ザルエは氷壁を鎌で裂き破壊した……
ザルエは一瞬のうちにアレルヤに近づいた…

「紫眼…吸済…」

ザルエはアレルヤの胸に翳したするとアレルヤの胸から紫色の結晶が出てきた…

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