《MUMEI》 *決意*それから 暫く経った頃。 その電話は 咲也のお母さんからだった。 「もしもし‥?」 《菜花ちゃん、お願いがあるの》 「あたしに、ですか‥?」 《病院に来られる?》 「え‥」 《突然でごめんなさい。でも──咲也が貴方にどうしても会いたい‥って》 「分かりました‥あたし、行きます」 あたしは 家から飛び出して 駅に向かった。 「咲也‥」 待ってて‥。 前へ |次へ |
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