《MUMEI》

「次ぎぐらいなんだね。」


ガイラの耳がピクッと動いた。


『あぁ。次にじゃないんだな。』


「おい聞こえているぞ。」


ガイラは怒った声でギロリと睨みつけながら言った。


『「えっ…。」』


俺たちは視線を感じ、ゆっくりとガイラを見た。


『聞こえた…よな。』


「あぁ、俺は耳が良いんだ。」

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