《MUMEI》

俺はS&Wのミリタリーウオッチに目をやった。

「そろそろ時間だ。」


その時、店から集団で人が出てきた。

おそらく、その中心にいる人物。女を両腕に絡ませているのが奴だろう。


「マーク!ターゲットを確認しろ!」

マークは双眼鏡で確認する。

「ターゲット確認。間違い無い。奴だ!」


俺はバイポットを立てて、ライフルの位置を決めた。

そして、スコープの蓋を開けた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫