《MUMEI》
朝日の中で
拓磨と照ちゃんを後に店をでる。





朝日が昇りはじめた。


あんなにうるさい街なのに、この時だけは静けさを感じる事ができる。
好きな時間だ。





家に帰るためタクシー乗り場で待つ。





一人の女がぼーっと待ち合い椅子にすわっている。


酒に酔ってるわけではなさそうだ。財布でもおとしたか?




髪は腰近くまでゆるいウェーブがかった栗茶色のかみ。白いはだに大きな目が綺麗だ。


俺には縁のないタイプ。


どう扱っていいかわかんない苦手なタイプだな。








なのに。





なんだ?




なんか、目がはなせない!!!!!!!

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