《MUMEI》 「ちょっとトイレ。」 ――――疲れた。 皆のハイテンションは楽しいけどいざ、中心になると疲れる。 七生が来てからはガンガン一人で倍以上に引っ張ってくれているけど……。 トイレ前で人がたむろしていた。 いや、違う。 キスだ。 水瀬……と彼氏? いや、違う……。 「ごめんね、はいりにくかった?」 見えないように隅で膝を抱えていたが、彼女にはお見通しだった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |