《MUMEI》

罫磐は使用人に犬を葬るように頼み、紫吾たちと共に家に戻っていた。


すると痲梁が近づいてきた。


「婁塙様、紫吾様どうなされたのですか?」


紫吾は今は泣き止み、寝ていた。


「犬がいきなり亡くなってしまったらしいの。きっともう長くない犬だったのね。」


「そうだったですか、怖かったでしょうね。」


「婁塙ちょっといいか?」


「はい、痲梁紫吾をお願いね。」

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