《MUMEI》

「紫吾についてだ。」


「紫吾についてですか!」


婁塙は同情を隠せずにいた。


「紫吾がどうしたんですか?」


「我々闇呪一族の力は、呪いかける力、黒魔術により悪魔との契約だ。」


「はい…。」


「しかし紫吾の力は大きすぎる。この力は私より大きく、しかも大きすぎて力のコントロールが難しい。

今は小さな生物に対し触れようとすると、力が漏れ死んでしまう。

紫吾が大きく成長したあかつきには、生物だけではなく人を殺してしまうだろう。」

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