《MUMEI》

「今日は鯛のお刺身、松茸のお吸い物、あきたこまちの白米、漬け物です。」


痲梁は正座をしながら説明していった。


『痲梁、いつもありがとう。』


「いきなり、どうなされたのですか?」


痲梁は少し嬉しそうに言った。


『なんか言ってみたくなったんだ。』


「そうですか、では私はここで。」


痲梁は笑顔で言い立ち上がり部屋を出ようとした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫