《MUMEI》

「はい、お待たせ!!」 



「ありがとうございます!」



長い沈黙のなか俺は頭を整理する。そしてきりだす。


「意味わかんないし、色々きくね。まず名前は?年は?なんで拾われようと思ったの?
あ、ごめんね、俺から。西尾蓮、24歳。ホストしてます。怪しい者ではありません。」




ゆっくり彼女も話しだす。


「私は 美羽(みう)、18歳です。」


6つも下か。。


「私が拾われようと思ったのは。。。私、小さい頃に両親を亡くして祖父と祖母に育てられたのですが、祖父がなくなり、祖母もあとをおうように、、、、。で、二人とも私を大切に大切に育ててくれたのですが、世間でいう、箱入りとか世間知らずということがわかったんです。で、色々と経験が必要だと思い・・・・・・・岩手県からまずは東京かなと、、、」


「で、出てきたら右も左もわからず、疲れてあそこにいたわけね?」
「はい。1週間で里親に出会えるなんで!!運がいいです!!!」


「いや、、、ちょっとなんかずれてるけど置いといて、1週間もいたの?」

「はい。朝になればマンガ喫茶でねてました!!








本格的に変な事になってきてしまった、、

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