《MUMEI》 「このまま、あたしが殺してもいいんだよね。」 黒夜は、少しだけ紫吾の首に爪を刺した。 「てめぇ!」 綺嘉は剣を構えた。 「あら良いの?あなたがあたしを斬ろうとしたが、この子死ぬわよ…。その小さな男の子大丈夫?」 「えっ…?」 綺嘉は塁羅を見た。 塁羅は頭を抱え、震えていた。 前へ |次へ |
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